留学体験記④
大連での体験記

遼寧省大連市/6ヶ月/大連外国語大学

福井 肇(30歳)
中国文学科講師

 私が中国の大学に留学を決めたのは、ナマの中国語を自然に身につけるために“日本語を使えない生活環境”を確保することが有効だと考えたからです。そこで日本人留学生が少ないことと、宿舎や設備の整った環境を重視し東北地方を選びました。中国留学経験豊富な諸先輩にこの2点を相談したところ、遼寧省の大連外国語大学を推薦してくれました。実際、日本人留学生はおりましたが、北京や上海に比較するとかなり少ないほうだったように思います。

 宿舎は新館と旧館とがありました。私は新館の一人部屋希望でしたが空きがなく、旧館の一人部屋で生活することになりました。留学前にきちんと契約をしておくべきでしたが、旧館も設備的にはシャワー、トイレが共同であるほかはテレビ、冷蔵庫、電話、は最初から設置されていて、一日10ドルはリーズナブルで、思ったよりも快適に過ごすことができました。

 授業はA~Eでクラス分けされており、Aは高級、BCDは中級、Eが初級と段階的に分かれています。生徒は5名前後と少人数制で行われており、経験豊富な講師陣にも恵まれ十分満足する内容で、みるみる実力がついてくるのを感じられました。

 留学中のスケジュールは基本的に午前中授業を受け、午後からは自由です。ただしこの自由時間をどう使うかでなかり留学生活の結果は左右されるのではないでしょうか? 私はせっかく留学したのだから、中国人学生と日本語⇔中国語の相互学習にこの時間を当てました。また、中国人ばかりでなく、他の国から来ている留学生達とも接することによって国による考え方・習慣の違いなどを知り、物事を幅広い視野でとらえることができるようになりました。

 中国では日本と違って時間がゆっくりと流れていきますので、自分の将来と自分自身の目的・存在を再び客観的に見直す良い機会となりました。


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